中世ヨーロッパでダイヤモンドの粉末を用いてダイヤモンドをカットし研磨する方法が見出されて以来、さまざまなカッティングが考案・開発されてきました。Holiday Season Limited Collection『選べるダイヤモンド』では、新旧問わず、”いま”に相応しい4つのダイヤモンドカットをセレクト。いくつかの視点からそれぞれのダイヤモンドが生む印象の違いに迫ります。
ローズカットダイヤモンド
エメラルドカットダイヤモンド
ダイヤモンド加工の発展初期に考案された「ローズカットダイヤモンド」や「エメラルドカットダイヤモンド」。これらのカッティングが生み出している輝きの主な要素が「シンチレーション(鏡面反射)」です。ダイヤモンドの表面に施されたカット面に光が反射して生まれる輝き。控えめで落ち着いた印象の輝きが特徴です。
ラウンドブリリアントカットダイヤモンド
プリンセスカットダイヤモンド
20世紀に入り、ダイヤモンドカッターであり数学博士でもあったマーセル・トルコフスキーによって理論的に導き出された2つの要素「七色の分散光(=ディスパージョン)」と「ダイヤモンドの内部での反射が生む強い輝き(ブリリアンス)」。「シンチレーション」にこれら2つの要素が加わることで、ダイヤモンドの輝きが最大限に発揮されます。
現在カッティングのスタンダードとなっている「ラウンドブリリアントカットダイヤモンド」やその発展形である「プリンセスカットダイヤモンド」に代表されるような強く美しい輝きが特徴です。
。身につけた際の印象の差を際立たせるべく、いくつか重ね付けてみました。
Item:Rosecut Diamond Combi Ring(0.04ct/0.09ct)
Item: Rosecut Diamond Combi Ring / Emeraldcut Diamond Combi Ring / Gold Ring_combi
Item:Princesscut Diamond Combi Ring / Gold Ring_milgrain
Item: Princesscut Diamond Combi Ring / Emeraldcut Diamond Combi Ring / Gold Ring_plain(narrow/wide)
暮らしに馴染ませたい。より存在感が欲しいー
身につける人の目的に合わせて選べるよう、ダイヤモンドはすべて2サイズ展開。サイズ感の違いを比較してみます。
Item:Rosecut Diamond Combi Pierce(0.04ct/0.09ct)
Item:Diamond Combi Pierce(0.06ct/0.10ct)
Item:Princesscut Diamond Combi Necklace(0.04ct/0.08ct)
Item:Emeraldcut Diamond Combi Necklace(0.09ct/0.14ct)
ダイヤモンドの白さを最大限活かせるよう石留めはすべてプラチナを使用。その上で、輝きのタイプに合わせて、「爪留め」と石枠で囲うように留める「覆輪(ふくりん)留め」を使い分けました。
Item:Diamond Combi Ring
「ラウンドブリリアントカットダイヤモンド」には、高硬度のプラチナ素材を用いた細爪4点留めを採用。リング側面からもダイヤモンドの輝きが楽しめるように設計しました。
Item: Princesscut Diamond Combi Ring
「プリンセスカットダイヤモンド」には、高硬度のプラチナ素材を用いたコンパクトな台座に細爪4点留めを採用。正面からダイヤモンドを捉えた際に、スクエア型のかたちがしっかりと感じられるよう、極力爪の割合を抑えました。
Item: Rosecut Diamond Combi Ring
「ローズカットダイヤモンド」では、プラチナ枠を用いた「覆輪留め」を採用。プラチナ枠の放つ輝きが、ダイヤモンドの存在感を高める働きをします。
Item: Emeraldcut Diamond Combi Ring
「エメラルドカットダイヤモンド」では、プラチナ枠を用いた「覆輪留め」を採用。爪留めを採用した場合、ダイヤモンドの四隅をそれぞれ2つ爪で留める必要が出てくるのですが、それでは四隅を隠すようなあしらいになるため、エメラルドカットのかたちを存分に楽しむことができません。そこで、石を囲うように留める「枠留め」を採用することで、エメラルドカットのシェイプを崩さずに仕立てています。