2020年9月、新しく生まれ変わったcobaco BRIDAL。
cobacoというブランド自体を一新してからおよそ2年半。マリッジリングを展開するcobaco BRIDALでも、たくさんのお客さまと接してきました。特に昨年アトリエを神戸に移してからは、お客さまを招いてお話させていただく機会が増えました。東は東京から、西は山口まで。さまざまな地域からアトリエにお越しくださっています。
マリッジリングのお打ち合わせでは、じっくりと時間をかけてやりとりさせていただくため、おふたりのお人柄や関係性に触れる時間も自然と多くなります。
これから式を挙げる方もいれば、挙げる予定のない方もいて。こだわりが強い方もいれば、相手に寄り添う方もいて。漫才のようなかけ合いを披露してくださるおふたりもいれば、物静だけれど仲睦まじげなおふたりもいて。
何組ものお客さまと接しているうちに、ふと思ったんです。いろんな”ふたりのかたち”があるけれど、どれもそれぞれに素敵だと。
一方で、お客さまからはこんなお声をよくいただいてきました。
やっぱりプラチナで揃えた方がよいですか?
デザインは同じものを選んだ方がいいですよね?
レディース用の細身のリングを男性が身につけたら変ですよね?
その度に、私たちからはこうお伝えしてきました。
こうしなければいけないというルールはありません。おふたりがそれぞれに心惹かれるものをお選びください。
他の誰かと違ったかたちを選ぶことはそんなに簡単なことではないのだなと感じます。かく言うわたしたちも十数年前、プラチナのリングを何の疑問もなく選んでいますし。。
でもだからこそ、いまこの時代にあって、自由に”ふたりのかたち”を選ぶことはとても大切なことなのかもしれないと思えてきたのです。
cobaco BRIDALは、一組一組違う”ふたりのかたち”を受けとめることができるブランドになりたい。いよいよ気持ちが固まってきました。こうして、cobaco BRIDALをリニューアルすることに。
今回リニューアルにあたって、コピーライターの方にお願いをし、私たちの言葉にならない思いをすくいあげていただきました。
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どんなふたりも、すばらしい。
すべてのふたりに、ふたりだけのかたちがあるから。
マリッジリングのかたちもその数だけあっていい。
デザイン、色、リングの幅、仕上げ。
好きなもの、しっくりくるものを自由に選び、
組み合わせてください。
ちがうかたちを選ぶ同士が一緒になるのもいい。
おなじかたちを選ぶことで、
互いを思い合うのも素敵。
ふたつとない、ふたりのかたち。
そのどれもがすばらしい。
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cobaco BRIDALで目指したいことはわかったけれど、具体的には何が変わったのだろう。次回は、そのあたりのことをお伝えしたいと思います。