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Guide to Stones |Collection "Node"

Guide to Stones |Collection "Node"

六角形の天然石を、二つの爪のみで留めたコレクション『Node』。
力が集まり、かたちが成立する“結節点”に着目。必要最小限の構造で、天然石を支持しました。本コラムでは、コレクションで登場するいくつかの天然石にフォーカスを当てます。

STONE01:マザーオブパール


真珠を育む貝の内側に見られる光沢のある層=真珠層を指す「マザーオブパール(Mother of Pearl)」。真珠そのものの“母”であることから、その名が付けられました。
主にアコヤ貝や白蝶貝などの二枚貝に見られ、虹色の光沢が特徴。古くから装飾品や工芸品に用いられ、柔らかな輝きとともに、母性や守護の象徴としても親しまれてきました。ひとつひとつ表情が異なるのも魅力のひとつです。

STONE02:ブラックオニキス


「爪」を意味する古代ギリシャ語を語源にもつオニキス(=onyx)。オニキスの黒白層の形状が、爪で引っかいた時につく痕跡に似ていたことに由来しています。
元来「白い縞模様」が入ったものを指すのですが紆余曲折あり、日本では現在、真黒いカルセドニーを指してブラックオニキス(略されてオニキスとだけ呼ばれることも)と呼ぶことが一般的になっています。

STONE03:タイガーアイ


虎の眼のような縞模様と、光がすべるように移動する独特の光学効果をもつ「タイガーアイ(Tiger’s Eye)」。繊維状の鉱物が石英へと置き換わることで生まれる天然石で、古代より“すべてを見通す石”として親しまれ、旅のお守りや護符として用いられてきました。
黄金色から赤褐色へと移ろう深みのある色彩と、静かに揺らぐ光の表情。そのひとつひとつに、自然が生み出した有機的な景色が宿っています。

STONE04:ホークスアイ


その名の通り、鷹の目に似た鋭く深い青の光沢が美しい天然石ホークスアイ。灰青色のラインが現れるなど、角度によって異なった表情を見せます。古代エジプトやローマでは、魔除けや保護のお守りとして重宝されていました。

STONE05:ペトリファイドウッド


太古の樹木が、長い時間をかけて化石化した「ペトリファイドウッド(Petrified Wood)」。地中に埋もれた木が、地下水に含まれる鉱物によって少しずつ置き換えられることで生まれる天然石です。
木目や年輪のような模様を残しながら、石としての硬質さを宿しているのが特徴。数千万年という途方もない時間の痕跡を内包し、その静かな景色は、ひとつとして同じものがありません。大地を思わせる穏やかな色合いとともに、古くから「長寿」や「安定」の象徴としても親しまれてきました。

STONE06:ダルメシアンジャスパー


淡い地色に、黒い斑点が散らばるダルメシアンジャスパー。犬のダルメシアンを思わせる模様から、そう呼ばれています。斑点の大きさや密度、配置は一石ごとに異なります。大小の斑点と、そのあいだに生まれる余白。落ち着いた色合いのなかにも、リズムを感じさせる表情があります。

STONE07:ラピスラズリ


ラテン語の「石(lapis)」とアラビア語の「青(azul)」を語源にもつ、深い瑠璃色が印象的な石「ラピスラズリ」。古代メソポタミアやエジプトでは“聖なる石”として重宝され、ツタンカーメンのマスクにも使用されました。
その青は主にラズライトという鉱物によるもので、金色に輝く黄鉄鉱が星のように浮かぶことも。夜空を閉じ込めたような神秘的な佇まいが、人々を古くから魅了してきました。

STONE08:ボツワナアゲート


幾重にも重なる、繊細な縞模様が印象的なボツワナアゲート。アフリカ南部のボツワナで産出するアゲート(瑪瑙)の一種です。
ブラウンやグレー、白などの色合いが細やかな層をなし、石のなかに線を描き出しています。整然と並んでいるようでいて、少しずつ揺らぎのある線の流れや色の濃淡。落ち着いた色合いのなかに、一石ずつ異なる表情を見せてくれます。

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Collection “Node”


六角形の天然石を、二つの爪のみで留めた
コレクション『Node』。
力が集まり、かたちが成立する“結節点”に着目。
必要最小限の構造で、天然石を支持しました。
構造を削ぎ落とすことで立ち現れる
静かに均衡する、かたちの美しさ。