
cobacoのアトリエでは、ジュエリーのデザインをはじめ、撮影やオンライン業務など、日々さまざまな仕事を行っています。時にはお客様を迎え、ポップアップやイベントへ足を運ぶことも。そんな日常のなかで、仕事着として長く愛用してきたアトリエコート。実際に身につけるなかで感じたことを踏まえ、あらためて見直すことにしました。
国産の上質な綿生地を用い、職人の確かな手仕事で仕立てるデイリーウェアブランド「FRANCESCA AMAM LABEL」に今回も製作を依頼。前回のアトリエコートのよさを活かしながら、さらに洗練されたかたちにアップデート。2年の歳月を経て、現在(いま)の気分に相応しい一着が完成しました。
01:ワンサイズ・ユニセックス


身幅や着丈はもちろん、さまざまな箇所のサイジングを見直すことで、よりユニセックスなデザインに。どなたにも自然に馴染む一着です。
02:ドロップスリーブ


肩に丸みを持たせ、ほどよくリラックスした印象に。また、アームホールを大きく取ることで可動域が広がり、何か作業する時も動きやすく、軽やかに羽織れるよう設計されています。
03:シームポケット&ボタンレス


脇の縫い目のライン上に開き口を設けるシームポケットを採用。また、ボタンレス仕様にすることで、極力目に付く要素を削ぎ落とし、ミニマルですっきりとした佇まいになりました。
04:お手入れ簡単、着心地のよい生地


毎日使うものだから、お手入れのしやすさを考えました。コットンの吸水性とナチュラルな風合い、ポリエステルのシワになりにくさや縮みにくさ。その両方をあわせ持つコットンポリの生地を採用。自宅で洗うことができ、洗いざらしでも美しい風合いを保ちます。縫製は、縫い代を包んで縫う「折り伏せ縫い(おりふせぬい)」を採用。縫い代が体に当たらないため、肌に優しく、洗濯しても縫い代がほつれてきません。快適な着心地と実用性を兼ね備えた一着です。
05:背中にワンポイント


コレクション「Staple」でデザインした石留めパーツを背に配し、ジュエリーブランドならではのさりげないディテールを添えました。取り外し可能だから、洗濯の際にも安心です。
2年の歳月を経て、新しく生まれ変わったアトリエコート。室内で、外出先で、日々に寄り添う一着として、長く愛用いただけたらと思います。