cobacoのジュエリーの中でも、特に繊細な輝きを放つマイクロパヴェジュエリー。その美しさの背後には、極小のダイヤモンドを緻密に扱う、熟練の職人技が息づいています。

ジュエリーの産地として知られる山梨県甲府市。ぶどうや桃の産地としても名高いこの地で、cobacoのジュエリーの多くは製作されています。ここ甲府市は、日本国内のジュエリーのおよそ30%を担う伝統あるジュエリーの一大産地。街の一角にひっそりと佇む小さな工房で、その精緻な作業が行われています。

「初めてマイクロスコープを使ったとき、見えなかったものが明確に見えたことで、可能性がぐっと広がったことを実感しました」職人がこう語る通り、この技術を使いこなせる人は限られています。顕微鏡の下では、ほんのわずかな手の震えさえ許されず、集中力と繊細さが求められるのです。



極小のダイヤモンドは、ワックスの先端にそっと触れられ、ゆっくりと土台の上へ運ばれます。顕微鏡の下で爪を起こし、ダイヤモンドを留める作業は、まさに神経を研ぎ澄ませる瞬間。極小爪の位置や角度を正確に調整することで、整然とした美しい輝きが生まれます。


もちろん、セッティングだけではジュエリーは完成しません。研磨機を使った粗磨きを行い、最終的には職人が手作業でひとつひとつ丁寧に磨き上げていきます。最後にこの「磨き」の工程を経てようやく完成へと至ります。

「cobacoのマイクロパヴェリングは、とても細く繊細なデザイン。磨きの工程でも気を抜けば、リング自体の形状を崩してしまうリスクがあります。『丸い部分をより丸く、平らな部分をさらに滑らかに』という基本的な作業ほどごまかしがきかない。シンプルであるほど、職人としての腕が問われます」

日常では意識することのない細部へのこだわり。その美しさを支えるのは、ひたすらに磨き抜かれた熟練の技と、揺るぎない集中力です。cobacoのジュエリーは、そんな職人たちの静かな情熱と確かな技術によって完成へと導かれています。





